2017年8月8日火曜日

8月9日の運用予定

こんにちは

8月9日の運用予定をお知らせいたします

17/08/09 AOS 13:44 (JST) 最大仰角 43.2°

・通信系統切り替えコマンド(A系統96時間固定)送信
・データ格納庫DLコマンド(0-110)送信
・データ履歴DLコマンド(360分前から0分前まで)送信
・時間指定DLコマンド(F2Aメッセージ0次回パスの700分前から600分送信)送信

※B系統の場合、リセットコマンドを送信し、A系統に入ったことをCW入感状況で確認後、時間に余裕があればA系統の運用を実施、なければA系統固定を優先して送信します。

皆さまからの受信報告、お待ちしております。

2 件のコメント:

  1. ・時間指定DLコマンド(F2Aメッセージ0次回パスの700分前から600分送信)送信
    上記の条件ですが、次回パスの700分前から600分と云うことは、日本以外の国に向けての発信という理解で良いのでしょうか?
    次回パスの100分前には終了している為、筑波大地上局でも受信できない=筑波大では正常に発信したか確認できない、と云う風に理解して良いでしょうか?
    私が何か勘違いしているのかも・・・・・。F2Aの受信報告が殆ど無いのも事実の様ですネ・・・。
    上記運用の見解(目的など)について、解説願えれば幸いです。

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    1. ご質問ありがとうございます。

      ITF-2に実装されているダウンリンクの中で、F2Aメッセージ送信が最も電力を消費するものになっています。ITF-2からの電波受信を楽しんでもらうため、少しでも長くF2Aメッセージのダウンリンクを行いたいと考えていますが、常時送信し続けるとバッテリが枯渇する恐れがあります。そこで、現在はF2Aメッセージの連続送信可能時間を設定するための試験を行っております。

      F2A送信中のテレメトリデータはパスの際に一挙にダウンリンクしており(0分前から最長720分前のデータ取得が可能)、そのデータからF2A連続送信期間のバッテリ電圧・電流・温度の推移、バッテリ電圧最小値などを見て、F2Aの連続送信可能時間の判定を行います。

      筑波大学地上局でのパス前に100分間の時間を設けているのは、F2A連続送信後にバッテリが枯渇した状態でのテレメトリデータダウンリンクを避けるため、地球一周分の太陽電池によるバッテリ電力確保後にデータダウンリンクを行うためです。

      「次回パスの100分前には終了している為、筑波大地上局でも受信できない=筑波大では正常に発信したか確認できない、と云う風に理解して良いでしょうか?」については、指定した時間帯に実際にF2Aが正常に送信されているかは、F2A送信はCW送信よりもバッテリの消費電流やバッテリ電圧の減少量が大きいことと、地上で計測したCW送信時およびF2A送信時のバッテリ消費電流のデータをもとに、一挙に取得したテレメトリデータのバッテリ電流や電圧の推移から、指定時間帯にF2A送信がなされていたことが確認できます。しかし、正確に指定開始時刻にF2A送信が送信された、または指定終了時刻にF2A送信が停止したかは確認することはできません。

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